今日の感動的なおことば。

お仕事で訳していた英文が実に私の心を表しているので。

「他の良いものでも摂取しすぎになり得るのと同様、読書を摂取しすぎる、ということもあり得る。極端に耽溺してしまえば、読書も悪徳になる。しかも、一般的に悪徳として認識されていないがゆえに、なおさら危険な悪徳になるのである。しかし過剰な読書はそれが見合った批判を受けない唯一の自己耽溺の形式である。事実は驚くべきものだ。というのも、率直に自己や他人を観察する誰にとっても、過剰な読書は人間の時間を貪り喰らい、そのエネルギーを無駄に消失し、その思考を毒し、その人の注意を現実からそらしてしまう。私たちの過剰な読書の一番大きな部分はニュースや最近の出来事に関するコメントに捧げられた出版された週刊誌の類である。このコメントについて言えば、多くは馬鹿げているか、怪しい動機によって書かれている。一方、任意の読者に関する限りでは、ほとんどのニュースは関わりがなく、深刻な意味など持っていない。私たちは単に読みすぎなのではない。私たちは間違った種類の物を読んでいるのだ。」

つまらんものを読まないように。